長谷川工業、新型はしごを発売 屋根への昇降、安全性高める

 はしご・脚立のパイオニア長谷川工業(本社・大阪市西区、社長・長谷川泰正氏)は、誰でもより安全に屋根へ昇降可能なアルミ製のはしご、まっすぐ越える「ハードルラダー」を7月10日から発売する。同製品は最上段の「踏ざん」(段)を外し、最上部に「手掛かり棒」を付けたことで、安心して屋根にまっすぐ乗り移ることができる。

 ハードルラダーは全長5・16メートル~7・84メートルまで4種を用意。税抜き価格は4万9千~6万3千円。最大使用質量は100キログラム。「一般生活者から使用頻度の高い職人まで、誰もが安心して屋根への昇降ができる製品」(同社)。

 オプションの安定器「PLA」(税抜き価格1万9千円)を付ければ屋根への設置面積が増え、より安定性が高まる。雨どいを傷つけずに昇降することが可能になる。

 発売は全国金物店やホームセンターなど、同社製品の取扱店舗を想定している。

 長谷川工業では、製品の安心・安全を軸とした商品開発を成長戦略に掲げている。今後も製品の品質向上だけでなく、より安全な生活シーンを提案することで、お客様の安心・安全を高めていく方針だ。

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