3本塁打のヤンキースが快勝 ヒガシオカは快挙達成

【ブレーブス2-6ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

2回裏にグレッグ・バードのタイムリーで先制したヤンキースは、3回裏にジャンカルロ・スタントンの21号3ラン、4回裏にカイル・ヒガシオカの3号ソロ、7回裏にアーロン・ジャッジの24号ソロと3本塁打が飛び出し、ブレーブスに6対2で快勝。本拠地でのブレーブス3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。ヤンキース先発のCCサバシアはヨハン・カマルゴに9号ソロを浴びたものの、6回2失点の好投で通算243勝目となる今季6勝目(3敗)をマーク。一方、ブレーブス先発のフリオ・テーランは10奪三振を記録したが、5回5失点と崩れ、今季6敗目(6勝)を喫した。

試合展開のうえではスタントンの21号3ランが大きかったが、新人捕手のヒガシオカが4回裏に飛び出した3号ソロで球団史上2人目となる快挙を成し遂げた。昨季メジャーデビューを果たしたヒガシオカは、この試合での3号ソロがメジャー通算3本目のヒット。メジャーでの最初の3安打がいずれも本塁打というのは、ヤンキースではアルフォンゾ・ソリアーノ(元広島)に次いで史上2人目となった。メジャー全体で見ても、1920年以降ではわずか9人しか成し遂げていない記録であり、前回の達成者はトレバー・ストーリー(ロッキーズ)。昨季は18打数ノーヒットに終わり、今季はAAA級で打率.191とあまり打撃は得意でないヒガシオカだが、2016年にマイナーで21本塁打を放つなどパンチ力を秘めている。ひょっとすると、メジャー4本目のヒットも本塁打になるかもしれない。

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