イニエスタ去るスペインはもう”ティキ・タカ”をやめるべき! ロシア戦の内容は散々

ベスト16で散ったスペイン photo/Getty Images

大会前は優勝候補の一角に挙げられていたにも関わらず、ベスト16で開催国ロシア代表にPK戦の末敗れてしまったスペイン代表。前回のブラジル大会、EURO2016に続いて残念な結果となってしまい、スペイン『as』は近年のスペインを象徴する戦い方だった「ティキ・タカ」と決別しなければならないと主張している。

ロシア戦もよくボールは回っていた。しかし、点が入る気配はあまりなかった。ロシアはあまり恐怖を感じていなかったはずだ。シャビ・エルナンデスも去り、アンドレス・イニエスタもピーク時よりは多少インパクトが落ちたのかもしれない。ティキ・タカの質が落ちていたとも言える。

「キックオフからイアゴ・アスパスのPKがセーブされるまで、スペインのアプローチは批判されていた。得点がなく、推進力もない。中盤のパスによるティキ・タカに過度に依存していた」

同メディアはこのように伝えており、サウール・ニゲスやマルコ・アセンシオら新世代はティキ・タカ以外のスタイルの方が能力を発揮しやすいのではないかとの見方を示している。ティキ・タカも魅力的だが、その時の選手たちに合わないのであれば無理に続ける必要もないだろう。アセンシオもレアル・マドリードではカウンターアタックから得点を決める場面があり、もう少しスピードに乗った攻撃の方がやりやすいはずだ。

今大会を最後にイニエスタも代表を去ることを表明しており、ティキ・タカとは決別する時か。

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