【MLB】レ軍救援怪我続出…元燕バーネット、元ハム・マーティンが相次いでDL入り

レンジャーズのクリス・マーティン【写真:AP】

バーネットは右肩、マーティンは左股関節を負傷

 元日本ハムでレンジャーズのクリス・マーティン投手が5日(日本時間6日)、左股関節を負傷し、今季3度目の故障者リスト(DL)入りをした。また、前日の4日(同5日)には元ヤクルト守護神のトニー・バーネット投手が右肩を負傷してDL入り。マーティンはバーネットの代わりにメジャー昇格を果たしたばかりだった。地元紙「フォートワース・スターテレグラム」が伝えている。

 今季からメジャー復帰したマーティンは開幕ロースター入りを果たしたが、5月2日に右前腕の違和感でDL入り。同20日に戦列復帰するも、6月15日に右ふくらはぎの故障で再びDLへ(12日まで遡る)。同22日に戦列復帰後は4試合に投げて2失点。7月3日に傘下3Aに降格となった。だが、翌4日にバーネットがDL入りしたため、マーティンが緊急昇格。同日のアストロズ戦で1回を投げたが、登板中にマウンド上で滑り、左股関節を負傷したという。

 前半戦だけで3度もDL入りとなってしまったマーティンは、今季はここまで28試合に投げて1勝2敗、防御率4.32の成績。一方のバーネットは22試合で2勝0敗、防御率2.39の成績を残していた。

(山岡則夫 / Norio Yamaoka)

山岡則夫 プロフィール
 1972年島根県出身。千葉大学卒業後、アパレル会社勤務などを経て01年にInnings,Co.を設立、雑誌Ballpark Time!を発刊。現在はBallparkレーベルとして様々な書籍、雑誌を企画、製作するほか、多くの雑誌やホームページに寄稿している。最新刊は「岩隈久志のピッチングバイブル」、「躍進する広島カープを支える選手たち」(株式会社舵社)。Ballpark Time!オフィシャルページにて取材日記を定期的に更新中。

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