ナショナルズが9点差大逆転 ターナー8打点の大暴れ

【マーリンズ12-14ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナショナルズが4回表終了時点での9点ビハインドを跳ね返す大逆転勝利を演じ、勝率を5割に戻した。先発のジェレミー・ヘリクソンが4回9失点でノックアウトされたナショナルズだったが、4回裏から反撃開始。4回裏に1点、5回裏に4点を奪って4点差に詰め寄ると、6回裏にはダニエル・マーフィーの犠牲フライで3点差とし、さらに二死満塁のチャンスでトレイ・ターナーがこの試合2本目の一発となる11号グランドスラムを左中間へ叩き込んで一気に試合をひっくり返した。その後も両軍は点を取り合い、14対12でナショナルズが勝利。ターナーは1番打者のメジャータイ記録となる1試合8打点をマークした。

ターナーが放った自身初のグランドスラムは、9点差の逆転を完結させる一発となった。マーフィーの犠牲フライで3点差としたナショナルズは、一死三塁からマイケル・A・テイラーとマーク・レイノルズが連続四球を選び、一死満塁のチャンス。ここでウィルマー・ディフォーは空振り三振に倒れたものの、ターナーがマーリンズ2番手のアダム・コンリーの速球を捉え、逆転満塁弾を左中間スタンドへ叩き込んだ。ターナーは4回裏の10号ソロ、5回裏の打点付きの内野ゴロ、7回裏の2点タイムリーと合わせて3安打8打点の大暴れ。このほか、フアン・ソトが2安打3打点、マット・アダムスが4安打の活躍を見せ、チームの大逆転劇に大きく貢献した。

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