森長カステラ特別パッケージ 世界遺産登録を記念

 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の世界遺産登録を記念し、長崎県諫早市の菓子製造、販売業「菓秀苑森長」(森淳社長)は、人気商品「カステラざんまい」をオリジナルパッケージで販売を始めた。潜伏キリシタン関連資産と長崎の風景をイメージしたデザイン。限定2万箱。
 カステラざんまいは1箱3切れ入り(459円)。定番と抹茶、チョコのほか、新たにイチゴを加えた4種類。好きな味の箱を組み合わせた3箱セット(1500円)もある。
 箱を開くと見えるQRコードからインターネットのサイトにアクセスし、各デザインの名称や歴史を紹介しているのが特徴。売り上げの一部はNPO法人「世界遺産長崎チャーチトラスト」に贈られ、関連資産保護基金に活用される。
 アミュプラザ店(長崎市)のほか、8日から本店(諫早市八坂町)などで販売。森長(電0957・21・2121)。

潜伏キリシタン関連資産と長崎をイメージした「カステラざんまい」オリジナルパッケージ(菓秀苑森長提供)

© 株式会社長崎新聞社