大迫だけじゃない!ロシアW杯で活躍する「ポストプレーヤー」たち

ベルギーに痛恨の逆転負けを喫し、ロシアワールドカップからの敗退を余儀なくされてしまった日本代表。

ただ、チームはもちろん、それぞれの選手もまた高いパフォーマンスを発揮した。

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大迫勇也はその一人で、彼のボールを収める能力がチームに時間をもたらし、攻撃を活性化させた。彼が、どんな相手に対しても一定以上のパフォーマンスを発揮できたことがベスト16進出に繋がったことは間違いない。

というわけで、今回はFWのポストプレーにスポットを当て、ベスト8に残っているチームで存在感を見せるポストプレーヤーたちを紹介したい。

エディンソン・カバーニ

ウルグアイ代表
PSG所属
1987年2月14日生まれ(31歳)

まずはルイス・スアレスとの驚異の2トップが爆発しているカバーニ。ベスト16のポルトガル戦ではスアレスとの“巨大ワンツー”など2得点の活躍で欧州王者撃破に貢献した。

これまで代表ではフォルラン、スアレスの陰に隠れがちだったが、今大会の南米予選では10得点で得点王に。しかもゴールだけでなく味方を生かすハードワークにも長けた一流のFWだ。

ポルトガル戦で左足ふくらはぎを負傷し、準々決勝のフランス戦を欠場するのがチームにどう響くか…。

アルチョム・ジュバ

ロシア代表
ゼニト・サンクトペテルブルク所属
1988年8月22日生まれ(29歳)

開幕戦の大勝で勢いに乗り、ついにはスペインまでも撃破。開催国ロシアがベスト8に残ると予想していた人は少ないだろう。

そのチームの最前線でまさに巨大な存在感を発揮しているのが、196cmのジュバだ。前回のブラジル大会はファビオ・カペッロ監督(当時)によって、最後の最後でメンバー外に。攻め手を欠き機能しないチームを悔しい思いで見つめていたに違いない。

その鬱憤を晴らすかのように今大会ここまで4試合に出場し3ゴール。また、組織的な守備からカウンターを狙うチームにおいて文字通り“ターゲット”となっている。

オラ・トイヴォネン

スウェーデン代表
トゥールーズ所属
1986年7月3日生まれ(32歳)

ズラタン・イブラヒモヴィッチの陰を振り払い、見事ベスト8進出を果たしたスウェーデン。日本のようにほぼ固定メンバーでここまで戦っており、その団結力は彼らのプレーを見ているだけで分かるほどだ。

トイヴォネンは世代別代表からコンビを組んできたマルクス・ベリとともにその躍進を支える一人。ボディバランスに優れるため視野が広く、ゴールを狙いながら味方を使うこともできる特長を存分に生かしている。

2017-18シーズンはトゥールーズで23試合に出場し、まさかのノーゴール。今大会のドイツ戦で待望の“今季初ゴール”を記録している。

ロメル・ルカク

ベルギー代表
マンチェスター・ユナイテッド所属
1993年5月13日生まれ(25歳)

「冷蔵庫」にもたとえられる圧倒的な体格に加え、高い技術と運動能力を誇るルカク。日本との試合でも前線で強烈な存在感を放った。

以前は“前”と“裏”への強さばかりが目立っていたが、特にここ2年で前線での立ち居振る舞いが上手くなり、味方を生かしつつ自ら得点を挙げる一流のストライカーへ成長している。

今大会はここまで3試合で4ゴール。マンチェスター・ユナイテッドで活躍する25歳が、同じ「赤い悪魔」の愛称を持つベルギー代表を頂点に導くのか注目される。

ハリー・ケイン

イングランド代表
トッテナム・ホットスパー所属
1993年7月28日生まれ(24歳)

勢いに乗るイングランド代表のエースストライカー、ケインも外せない選手だ。

2015-16、2016-17シーズンと2年連続でプレミアリーグ得点王に輝いた24歳は、その万能性が売り。高い技術に加え体の使い方とスペースを見極める目に長けており、受け手だけでなく出し手になれることも魅力である。

スピード豊かなチームメイトたちを最前線で生かす、「スリーライオンズ」の若きキャプテン。

自らも3試合で6ゴールを記録しており、仮にサッカーの母国に52年ぶりの世界制覇をもたらすことになれば「ケインの大会」として記憶されることになるかもしれない。

大迫勇也

日本代表
ケルン(※新シーズンはブレーメン)所属
1990年5月18日生まれ(28歳)

最後に改めて大迫を取り上げたい。

海外紙はコロンビア戦のゴールを「EPIC HEAD(偉大なヘディング)」と賞賛した。だが、大迫の得意とする真骨頂は、相手が誰であれポストプレーをこなし味方を大いに助けるところだ。

セネガル代表カリドゥ・クリバリ、ベルギー代表ヴァンサン・コンパニら、屈強なセンターバックのプレッシャーに負けずボールをキープした。

サッカーでは2、3秒ボールをキープすれば、DFラインの押し上げやサイドのオーバーラップなど味方はたくさんのことができる。

乾や香川が生きるのもすべては大迫が前線でタメを作るからこそだ。

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