【MLB】大谷翔平、第4打席は「偉大な打席」 無安打も四球→盗塁→生還にOBも賛辞

9回、同点のホームを踏んだエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

9回2死でジャンセンから四球を選ぶと、盗塁を決め、適時打で生還

 エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地でのドジャース戦に「6番・DH」で先発。ノーヒットに終わったものの、9回2死から四球と好走塁で劇的な逆転サヨナラ勝ちに貢献。メジャー通算132勝を誇るエンゼルスOBは、相手の守護神から四球を選んだ9回の大谷の打席を「偉大な打席」と称賛している。

 1点を追う9回2死走者なしで迎えた第4打席で、メジャー屈指の守護神ジャンセンと対戦した大谷。フルカウントまで持ち込むと、7球目で四球を選んだ。続くフレッチャーの打席で二盗を仕掛けると、捕手の悪送球も誘って三塁まで進んだ。一打同点のチャンスを作ると、フレッチャーが値千金の左翼適時打。大谷は悠々と同点のホームを踏んだ。

 4打席ノーヒットに終わったものの、武器の1つである“足”でチームに貢献した大谷。地元で試合を中継していたテレビ局「FOXスポーツ・ウェスト」の解説者で、エンゼルスOBのマーク・グビザー氏は、この大谷の粘りとスピードを称賛した。

 「ショウヘイ・オオタニの偉大な打席がありました。四球をもぎ取り、盗塁でスコアリングポジションに進みました」

 フレッチャーの同点打に続きキンズラーが右前安打を放つと、右翼のプイグが悪送球。エンゼルスはサヨナラ勝ちを収めた。快音は鳴り響かなかった大谷だが、粘りとスピードで逆転勝利の立役者としてOBからも評価されていた。

(Full-Count編集部)

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