引き続き最大級の警戒を

11時現在、高知・愛媛・岐阜県に大雨特別警報が継続して発表されています。これらの地域では、きょう未明から明け方にかけて1時間に100ミリの猛烈な雨が断続的に観測されました。また、高知県宿毛市では3時間に260ミリを超える雨が降り、これは7月1ヶ月分の雨がたった3時間で降ってしまったことになります。

この時間の雨雲の様子を見ても、九州から東海を中心に発達した雨雲が点在している状況で、特別警報が出ていない地域でも、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫などに警戒が必要な状態が続いています。雨が弱まったり止んだりしても油断せず、各自治体からの情報に耳を傾け、安全な場所に身を置くようにしてください。

気象予報士・佐々木 聡美

画像について:8日午前9時の天気図と衛星画像。

© 株式会社ウェザーマップ