愛媛・高知の大雨特別警報も解除 引き続き土砂災害、川の氾濫に警戒を

8日(日)午後2時40分の土砂災害の危険度分布

 8日午後2時50分、愛媛県と高知県の大雨特別警報を解除した。引き続き、大雨警報が発表されており、土砂災害等に警戒する必要がある。これで大雨特別警報はすべての地域で解除されたが、災害には最大級の警戒が必要だ。

8日(日)午後3時10分現在の雨の様子

特別警報解除でも引き続き最大級の警戒を

 西日本と東日本では、広い範囲で土砂災害や洪水の危険度が高まっており、土砂災害や河川の氾濫が発生している所がある。
 西日本から北日本では、梅雨前線の影響で大気の状態が非常に不安定となっていて、所々に活発な雨雲がかかっている。
 特別警報が解除された所や、雨がやんでいる所でも土砂災害や川の氾濫の危険性は高く、記録的な大雨となった所では、今後も少しの雨でも土砂災害などの引き金になることがある。8日は土砂災害、低い土地の浸水、9日にかけて河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要となる。
 引き続き、最大級の警戒をするとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。

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