台風8号は、非常に強い勢力で10日(火)にかけて沖縄の先島諸島に接近する見込み。暴風や高波に警戒が必要だ。
　猛烈な台風8号は、8日(日)午後3時にはフィリピンの東にあって、1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいる。中心の気圧は915hpa、中心付近の最大風速は55メートルと猛烈な勢力になっている。台風は、9日(月)には沖縄の南の海上へ進み、10日(火)にかけては非常に強い勢力で、沖縄の先島諸島へかなり接近するおそれがある。
　台風が近づくにつれ、天気が急激に荒れるおそれがあり、早めの対策が必要だ。

暴風・高波

　台風の北上に伴い、大東島地方では9日(月)は風が次第に強まり、10日(火)は先島諸島で暴風となる見込みだ。また、沖縄本島地方でも台風の進路等によっては暴風となるおそれがある。海上は小笠原諸島ではすでにしけとなっているが、沖縄や奄美でも次第に波が高まり、9日(月)夕方からは大しけとなる海域がある見込み。暴風やうねりを伴った高波に厳重な警戒が必要だ。