レンジャーズが完封リレーでカード負け越しを回避

【レンジャーズ3-0タイガース】@コメリカ・パーク

レンジャーズは先発のオースティン・ビベンスダークスが6回途中まで3安打無失点と好投し、2番手のホゼ・レクラークは1回2/3を投げて5奪三振の見事なピッチング。ジェイク・ディークマンとキーオニー・ケラも各1イニングを無失点に抑え、4投手による完封リレーでタイガース4連戦を2勝2敗の五分に持ち込んだ。初回にジュリクソン・プロファーの9号ソロで先制したレンジャーズは、続く2回表にロナルド・グスマンのタイムリーなどで2点を追加。この3点のリードを最後まで守り抜いた。ビベンスダークスは今季2勝目(2敗)をマーク。一方、タイガース先発のマイケル・フルマーは7回3失点(自責点2)と試合を作ったものの、打線の援護がなく、今季8敗目(3勝)となった。

ビベンスダークスは最初の5イニングを最少の打者15人で抑える快投を披露。2回裏にはタイガース打線の4~6番から三者連続空振り三振を奪った。「僕は(キーオニー・)ケラのような速球を投げられるわけじゃないからね。だから、投手有利なカウントに持ち込んで打者を追い込む必要があるんだ。失投をしている余裕なんてないんだよ。どんどん攻めていかなくてはならないんだ」と自身のピッチングについて語るビベンスダークス。6回裏に一死一、二塁のピンチを招いたところでレクラークのリリーフを仰いだものの、相手先発のフルマーに勝るとも劣らない見事なピッチングだった。なお、この試合でレンジャーズの秋信守(チュ・シンス)は47試合連続出塁の球団新記録を樹立。従来の記録はフリオ・フランコ(元ロッテ)が1993年にマークした46試合連続出塁だった。

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