マーリンズが今季最多22安打の猛攻 被スイープ回避

【マーリンズ10-2ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

マーリンズ打線が今季最多となる22安打の猛攻をナショナルズ投手陣に浴びせ、3連敗で迎えた4連戦の最終戦に10対2で快勝。敵地でのナショナルズ4連戦の被スイープを回避した。マーリンズは22安打のうち長打は二塁打2本のみだったが、得点圏で20打数8安打(打率.400)を記録するなど打線が見事につながり、今季3度目の2ケタ得点。なかでもJ.T.リアルミュートは2本のタイムリーを含む5安打3打点、マーティン・プラドは最終回のタイムリー二塁打を含む4安打1打点の活躍を見せ、チームの勝利に大きく貢献した。

マーリンズが同地区ライバルのナショナルズに対する連敗を14でストップさせた。4連戦の初戦で9点リードをひっくり返され、第2戦では惜敗。そして、前日の第3戦では4対18の大敗を喫するなど、相性の悪さが露骨に表れた3試合だったが、ようやく連敗を止めることができた。「良い形で4連戦を終えることができたのは僕たちにとって大きいよ」と語ったのは5安打のリアルミュート。「もちろん、最低でも2勝2敗で4連戦を終えたいと思っていたけど、スイープを回避できたし、勢いに乗って次のカードに臨めるよ」と快勝を喜んだ。マーリンズは先発のトレバー・リチャーズが7四球を与える乱調で4回持たずに降板したが、3番手のアダム・コンリーが2回4奪三振無失点の好リリーフで3勝目(1敗)。一方、ナショナルズ先発のタナー・ロアークは10安打を浴び、4回4失点で11敗目(3勝)を喫した。

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