【MLB】大谷翔平の代打決勝アーチにソーシア監督えびす顔「見事にやり遂げてくれた」

自身メジャー初となる代打本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

同点の7回、楔を打ち込む一発に「間違いなく重要な場面での一打」

 エンゼルス大谷翔平投手が8日(日本時間9日)、本拠地ドジャース戦でチームの勝利に直結する大活躍をした。3試合ぶりにスタメンを外れたが、3-3の7回に7号代打決勝アーチを中堅スタンドへ。試合後、マイク・ソーシア監督は「見事にやり遂げてくれた」と大一番で見せた勝負強さを手放しで称えた。

 前日7日(同8日)の第5打席に自打球を右膝に当てた大谷は、この日スタメンを外れたが、求められた場面でキッチリ仕事を果たした。同点で迎えた7回、先頭で打席に立つとドジャース2番手シャグワから決勝となるアーチを架けた。地元ファンから大歓声が沸いた一発に、ソーシア監督は「間違いなく重要な場面での一打だった。疑う余地もない」と絶賛。さらに「彼は出塁率も高いし、強い打球を非常に遠くまで飛ばす能力もある」と、満を持しての起用だったことを明かした。

 6日(同7日)の同カードでは9回2死から四球→盗塁で劇的な逆転サヨナラ勝利を呼び込んだ。故障者リストから復帰し、この日でまだ6戦目だが、その存在感は日に日に大きさを増している。

(Full-Count編集部)

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