ツインズが6回裏一挙8得点の大爆発 4連戦をスイープ

【オリオールズ1-10ツインズ】@ターゲット・フィールド

ツインズが2点リードの6回裏に一挙8得点のビッグイニングを作り、一気に試合を決めた。6回裏のツインズは、先頭のブライアン・ドージャーがレフトへの二塁打で出塁すると、続くエドゥアルド・エスコバーがライトへの14号2ラン。さらに3連打で無死満塁のチャンスを作って相手のエラー、ジェイク・ケイブのタイムリー、内野ゴロで3点を追加し、二死後にドージャーがレフトスタンドへ13号3ランを叩き込んで8得点のビッグイニングを完成させた。大量援護をもらったツインズ先発のジェイク・オドリッジは6回無失点の好投で4勝目(6敗)。オリオールズはツインズ4連戦で被スイープを喫し、前カードからの連敗が6に伸びた。

2安打3打点の活躍を見せたドージャーについて、ポール・モリター監督は「本当に素晴らしい活躍だった。彼がしっかり準備をしたり、努力をしたりしていることは知っていたから、あとは本来のリズムを取り戻すだけだったんだ」と語り、過去2シーズンで合計76本塁打を放ちながら今季ここまで打率.222、13本塁打、OPS.708と苦しんでいる主軸打者の復調を喜んだ。6回裏のツインズの猛攻により大差がついたこの試合だが、5回終了時点ではわずか2点差。オドリッジは「5~6回くらいまでは接戦だったからね」と語り、降板するまで気を緩めることなく緊張感を持って投げ続けたことが好結果に繋がったとの見解を示した。

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