ペレス「ガスリーの追い越しはフェアではなかった。1点を取り戻せてうれしい」:フォース・インディア F1イギリスGP日曜

 2018年F1イギリスGP決勝で、フォース・インディアのセルジオ・ペレスは10位、エステバン・オコンは7位だった。ペレスは11位でフィニッシュしたが、終盤の接触についてピエール・ガスリーに5秒のタイム加算ペナルティが科されたため、ペレスが10位に繰り上がった。

■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=10位
 今日のレースについては、あまりハッピーとは言えない。スタート直後の出来事で、僕のレースは台無しになってしまったからだ。前方で起きたアクシデントを避けようとしたらリヤエンドが流れ出し、スピンして、いきなりフィールドの最後尾に落ちたんだ。

 ただ、その後のペースは良かった。いいペースで走れたし、かなりの台数を抜いてきた。そして、2度のセーフティカーもうまく生かして、ポイント圏内まで挽回できた。

 残り2周になったところで、(ピエール・)ガスリーにコース外に押し出された。僕は彼に十分なスペースを与えていたのに、それでは足りなかったようだ。結果として接触が起き、僕はひとつ順位を失った。あれはフェアな追い越しではなかったと思う。FIAがアクションを起こして、レース後にガスリーにペナルティを与えたことに感謝するよ。おかげで最後の1ポイントを取り戻すことができた。

 こうしてトリプルヘッダーが終わったので、とりあえず休息を取りたいね。その後で、この3連戦についての分析をして、ドイツに向けて十分な準備をしたい。

エステバン・オコン 決勝=7位
 今日の結果にはとても満足している。厳しいレースだっただけに、7位に入れてうれしい。セーフティカーのおかげで、ずいぶん苦労をさせられた。リスタートの時にはタイヤがすっかり冷えていて、終盤にフェルナンド(・アロンソ)とケビン(・マグヌッセン)を抑え続けるのは、本当に大変だったんだ。フィニッシュまで激しいバトルが続いて、精神的にものすごく疲れたよ。

 先週オーストリアでかなりのポイントを稼いだ後、ここでさらに得点を追加できたことが重要だ。クルマは良くなってきたし、いいレースができているから、ハードワークを続けてきたチームのみんなに「ありがとう」と言いたい。これからもプッシュし続ければ、結果はついてくると思う。

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