日本ハム単独2位ターン、有原が復活の5勝目 ホークス石川5失点KO

5回、16号2ランを放った日本ハム・レアード【画像:(C)PLM】

西川が初回に先制2ランを放つなど5安打4打点の大暴れ

■日本ハム 10-1 ソフトバンク(9日・東京ドーム)

 日本ハムが対鷹3連勝で前半戦を単独2位で折り返すことを決めた。9日、東京ドームで行われたソフトバンク戦。初回に西川の2ランで先制すると、5月27日の西武戦以来の先発マウンドとなった有原が7回5安打1失点と好投して快勝した。

 初回、この日骨折の大田泰示に代わって1軍昇格を果たした岡がデッドボールで出塁すると、2番に入った西川が右翼スタンドへの6号2ラン。3回には中田の犠飛で1点を加えた。さらに5回にはレアードが左翼スタンド上段への16号2ランを放つなど3点を加えてリードを広げた。西川は8回に適時二塁打、三塁打が出ればサイクル安打だった9回にも左前適時打を放ち、驚異の5安打4打点の活躍だった。

 不振から抑えへの配置転換などもあり1か月超ぶりの先発マウンドとなった有原はソフトバンク打線を力でねじ伏せた。散発の5安打。6点差の7回に内川にソロ本塁打を浴びたが、失点はこれだけ。5月12日のソフトバンク戦以来となる5勝目をマークし、日本ハムにとって後半戦を前に頼もしい男が帰ってきた。

 ソフトバンクは先発の石川が炎上した。初回に2点を先制されると、5回にはレアードに3ランを被弾して4回途中5失点でKO。6月30日のロッテ戦でも4回5失点でノックアウトされており2試合連続で5回もたずに降板、5試合白星無しとなった。打線も有原の前に沈黙。内川のソロの1点のみに終わり、完敗だった。

(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2