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ロシアワールドカップでベスト16へ進出した日本代表は、4年後にベスト8への壁を破るべく新たな戦いをスタートさせる。その中で大きなカギとなるのが、来年1月よりUAEでスタートするアジアカップ2019だ。アジアカップは次のワールドカップへ向けたチーム作りをする場であり、ここでどこまでベースを固められるかが重要だ。
米『ESPN』はアジア勢の中で唯一ロシアワールドカップ・ベスト16に進んだ日本について特集しているが、ポイントになるのは世代交代だ。このアジアカップで全てを入れ替える必要はないが、すでに代表引退を表明した長谷部誠、次回のワールドカップには出場しないことを明言している本田圭佑など、アジアカップではメンバーが変わってくるだろう。新たな1歩を踏み出すうえでアジアカップは非常に重要だ。
同メディアは、「日本にはコーチ陣の問題がある。日本サッカー協会は西野朗に代わる新たな指導者を探しているところだ。代表を離れる本田、長谷部のところも変わる。前者は役割が限定的になっていたが、長谷部は中盤の要であり、彼の冷静さや経験、カリスマ性は大きな損失だ。しかし乾、大迫、柴崎など日本は新たな世代が引き継ぐ準備があることを証明した。GKの川島永嗣は不安定で、中村航輔と代わる時かもしれない」と伝えており、西野監督に代わる人物と世代交代がポイントになると見ている。
日本はワールドカップで見事な戦いを見せたが、それだけでアジアカップの優勝候補に挙げることはできない。同メディアは日本と同じくグループステージで勝ち点4を獲得したイラン代表も優勝候補と伝えており、ポルトガルとスペイン相手に健闘したイランは脅威だ。日本としてはアジアカップを制して2022年大会への弾みにしたいところだが、新指揮官の下で結果を残せるか。