被災地でも猛暑日予想 熱中症に警戒 東日本・北日本は雷雨の所も

10日(火)最高気温の分布予想

 きょう10日も全国的に暑さが厳しくなる。
「平成30年7月豪雨」で被害が大きかった所でも35℃以上の猛暑日が予想されているため、できる範囲での熱中症対策が必要となる。
 また、前線がかかる北日本では局地的に激しい雨や雷雨となり、東日本も内陸部を中心に天気の急変に注意が必要だ。

10日(火)最高気温の分布予想

全国的に厳しい暑さ 被災地でも猛暑日に

 前線は北海道付近まで北上しているため、東日本と西日本を中心に晴れ間のでる所が多くなる。日差しと南よりの風で気温が上がり、平年を3℃前後上回る所が多くなりそうだ。
 「平成30年7月豪雨」で被害が大きかった所でも気温が高く、35℃以上の猛暑日になる所がある見込み。
 できる範囲での水分補給、塩分補給を心がけ、体調管理にはくれぐれも注意してほしい。

〈きょう10日の予想最高気温〉
 36℃  久留米(福岡)・日田(大分)
 35℃ 甲府・ 福井・舞鶴(京都)・京都・豊岡(兵庫)・奈良・佐賀・熊本

10日(火)午前3時の実況天気図と雲の様子

北日本は前線停滞 激しい雷雨の所も

 前線が停滞する北海道や東北北部では断続的に雨が降る。
 大気の状態が不安定で局地的には雷を伴って激しく降るおそれもあるため、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風などに注意が必要だ。

10日(火)夕方の発雷確率

東日本も天気急変のおそれ

 全国的に気温が上がる影響で、全国的にも大気の状態が不安定になることが予想される。特に午後は東日本の内陸部を中心に雨雲が発生しやすく、天気が急変するおそれがある。雷の発生する確率も高くなっているため、空模様の変化には注意が必要だ。(気象予報士・多胡安那)

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