開幕第15週の最優秀ブルペンはヤンキース 今季3度目

日本時間7月9日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第15週(対象期間は現地時間7月2日~7月8日)の最優秀ブルペンにヤンキースを選出した。ヤンキースが週間最優秀ブルペンに選出されるのは今季3度目。レイズと並んで両リーグ最多回数となっている。今季ここまでレッドソックスに次いで両リーグ2位となる勝率.667をマークしているヤンキースの救援防御率3.42はアストロズに次いで両リーグ2位。強力リリーフ陣がチームの快進撃を支えている。

最優秀ブルペンを選出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

・1アウト=+1.5ポイント
・1奪三振=+1.5ポイント
・1セーブ=+5ポイント
・1被安打=-2ポイント
・1自責点=-4ポイント
・1非自責点=-2ポイント
・1与四球=-1ポイント
・1セーブ失敗=-5ポイント

第15週のヤンキースは103.5ポイントを記録。102.5ポイントで2位のブルージェイズを僅差でかわし、100ポイントを突破したのはこの2球団だけだった。アロルディス・チャップマンとデービッド・ロバートソンがそれぞれ1セーブを記録し、チャド・グリーンは16回1/3連続無失点、デリン・ベタンセスは17回1/3連続無失点をそれぞれ継続中。A.J.コールやジョナサン・ホルダーも好投を続けており、質量ともに両リーグトップクラスの強力リリーフ陣と言えるだろう。

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