気象庁はきょう10日午前、四国が梅雨明けしたとみられると発表した。平年に比べて8日早く、昨年に比べて3日早い梅雨明けとなった。先日の記録的な大雨の影響もあり、同期間の平年降水量の2倍を超えた地域もあった。
◆梅雨期間降水量 主な地点(5月28日~7月9日)(速報値)
宿毛(高知) 938.5ミリ(期間平年比234%)
高知 977.0ミリ(期間平年比209%)
宇和島(愛媛) 746.0ミリ(期間平年比206%)
多度津(香川) 585.0ミリ(期間平年比258%)
松山 572.0ミリ(期間平年比178%)
徳島 488.5ミリ(期間平年比192%)
高松 450.0ミリ(期間平年比206%)
四国は向こう1週間も、引き続き太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い見込み。
なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨の時期に関する気象情報は、現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに発表する情報であり、後日、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を行う。その結果、本情報で発表した期日が変更となる場合もある。