ロシアW杯で突如ブレイクした10名の「有名じゃなかった」選手たち

『FourFourTwo』は8日、「ロシアワールドカップでブレイクを果たした選手たち10名」という記事を掲載した。

6月14日に開幕を迎えたワールドカップはクライマックスを迎え、決勝戦が今週末に行われる。

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この大会で突如ブレイクを果たした10名の選手とは誰のことか?

10位:ヴィクトル・クローソン(スウェーデン)

「イブラヒモヴィッチと仲間たち」ではなくなったスウェーデンは、再びチームワークの価値を証明できる存在となった。エゴイスティックなスーパースターよりも、11人の団結が強さだと。

ロシアのクラスノダールでプレーしている26歳のウインガーは、慣れ親しんだ国でのプレーで輝きを見せている。エミル・フォシュベリとともに両サイドで大きな貢献をしている。

9位:チョ・ヒョヌ(韓国)

韓国の守護神を務めた26歳の選手は、予選ではほぼ第3キーパーとしての役割を任されていた。しかしKリーグでの印象的なプレーから、突如ゴールマウスを守ることに。

チームはグループステージ敗退を喫するも、彼は強豪ドイツのシュートを全て防いでみせた。ヨーロッパでプレーするという夢も実現するかもしれない。

8位:ムサ・ワゲ(セネガル)

フェアプレーポイントルールで日本に敗れてしまったため、決勝トーナメントで力を披露するチャンスは逃してしまった。しかし、アフリカにとって悲惨なものになったこのW杯で、ムサ・ワゲは数少ないポジティブな点の一つだ。

日本代表戦では豪快なシュートでゴールを決め、ポーランド、コロンビア相手にも活発な動きをした。今や欧州の強豪が狙う才能だ。

7位:ロドリゴ・ベンタンクール(ウルグアイ)

ボカ・ジュニオルスからユヴェントスに移籍した堅実派ミッドフィルダーは、ディフェンスとオフェンスの両面でウルグアイ代表を支える存在になった。

昨季はセリエAで5回しかスタメン起用されなかったが、今季はさらに多くの出場機会を得ることになるはずだ。

6位:バンジャマン・パヴァール(フランス)

チャンピオンズリーグ予選に出ていたリールから、ブンデスリーガ2部のシュトゥットガルトに移籍したパヴァールは、その選択が正しかったのがどうか疑われていた。

しかし今や彼は新しいリリアン・テュラムかと言われている。アルゼンチン戦のゴールの形が、1998年のテュラムのシュートと似ていたからだ。

5位:フアン・キンテーロ(コロンビア)

キンテーロはロシアで自分の力を証明しなければならなかった。彼はハメス・ロドリゲスの後を追う形でポルトに移籍したが、4年間もの間どうも伸び悩んでいたからだ。

そしてグループステージでは、怪我で本調子ではないハメス・ロドリゲスを差し置いて活躍を見せた。勝利には結びつかなかったが、日本戦でのフリーキックはあまりにも重要だった。

4位:アンテ・レビッチ(クロアチア)

彼自身にとっては2回目のワールドカップであるが、前回よりも明らかに楽しめるものになっているはずだ。

スピードとパワーを備えたウイングである彼は、4年前はただのバックアップだったが、ダリッチ監督の下でレギュラーに定着。アルゼンチン戦ではカバジェロのミスから重要な一点を決めた。

3位:アレクサンドル・ゴロヴィン(ロシア)

アーセナルのファンにとっては報道でお馴染みの存在だっただろうが、それ以外の人々の間で有名ではなかった。しかし、今やその才能は世界全土に轟いている。

サウジアラビアとの開幕戦で大活躍を見せると、スペイン戦でもカウンターの起点として大切な役割を果たした。今夏のステップアップは間違いなし。

2位:乾貴士(日本)

ベティスは「早めに獲得しておいてよかった」と思っているだろう。今夏の乾貴士をフリーで獲得できたのなら、おそらく最高のバーゲンセールである。

驚くほど緻密なコントロールに絶妙なパスの技法、そしてパワフルなベルギー戦でのミドルシュート。日本を準々決勝に極めて近づけた男だ。

1位:イルビン・ロサーノ(メキシコ)

またメキシコはベスト16の壁を破ることはできなかったわけだが、大会で最高のブレイクスターを輩出することには成功したと言える。

それはイルビン・ロサーノだ。ドイツ戦での勝利に貢献して評価を高めると、その後の試合でも活躍。「チャッキー」と愛称を持つ彼は、おそらく数年後にはバルセロナのようなクラブでプレーしているだろう。

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