横須賀市長「野望持つ若者を呼び込む」 人口減・少子化に危機感

 神奈川県横須賀市の上地克明市長は10日の定例会見で、地域をもり立てる方策の一つとして、若い世代を市内に呼び込む仕組みづくりに意欲を示した。

 市長は昨年6月の市長選で、「横須賀復活」を掲げて初当選した。

 就任1年に合わせて行われた会見で、今後の展望を問われた市長は、深刻さを増す人口減や少子高齢化を念頭に、「野心的で野望を持った若者が世の中を切り開かない限り、社会は駄目になる」との持論を展開。「そうした人たちが今、横須賀を出て行ってしまっている」との危機感も示した上で、「エネルギッシュで、野望を持った若者が横須賀に来られる仕組みをつくりたい」と述べた。

上地克明横須賀市長(資料写真)

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