鎮西学院がコールド勝ちで9年ぶりに初戦突破を果たした。七回は2年生エース楠本が、公式戦で自身初の本塁打を放ち、試合を決めた。村井監督は「全員が力を出し切った」とうなずいた。
楠本は投打で輝きを放った。投げてはスライダーを中心に打たせて取り、被安打4で零封。打っては6点リードの七回、甘く入った変化球を強振し、左越えにソロアーチを運んだ。記念のボールを手に「狙っていた。感触は完璧だった」と満足そうに笑った。
5月中旬には、OBの後押しを受けて学校敷地内に専用球場が完成。村井監督が「応援してもらって、選手たちがやる気にあふれていた」と振り返ったように、充実した練習を積んできた。次の相手はシード校の長崎南山。楠本は「インコースを厳しく突き、まっすぐで抑えたい」と意気込んだ。
鎮西学院のエース楠本 投打で活躍
- Published
- 2018/07/08 16:03 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 16:05 (JST)
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