レンドンが先制2ラン ナショナルズは再び貯金生活へ

【ナショナルズ5-1パイレーツ】@PNCパーク

雨天により試合開始が50分遅れたナショナルズ対パイレーツの一戦は、投手陣が好投し、試合中盤に打線が機能したナショナルズが5対1で快勝。今季成績を46勝45敗とし、再び貯金生活に突入した。

故障者リストからの復帰後、2試合連続で5イニングを投げ切れない登板が続いていたヘリクソンは、持ち前の緩急を生かしたピッチングでパイレーツ打線を翻弄。6回表一死満塁のチャンスで代打を送られたため、5回67球で降板することになったものの、被安打2、奪三振3、与四球1、無失点という安定したピッチングで日本時間5月30日以来となる今季3勝目(1敗)をマークした。

好投を続けるヘリクソンを援護したい打線は、5回表にアンソニー・レンドンの13号2ランで2点を先制。6回表にはパイレーツ2番手のスティーブン・ブロールトから一死満塁のチャンスを作り、代打のマーク・レイノルズの押し出し四球、アダム・イートンのタイムリー、フアン・ソトの押し出し四球で3点を追加してリードを5点に広げた。

ナショナルズは6回裏から継投に入り、マット・グレイス、ブランドン・キンツラー、ライアン・マドソン、ケルビン・ヘレーラの4人が合計4イニングを投げて1失点。キンツラーが7回裏一死三塁からマックス・モロフの一塁ゴロの間に1点を失ったものの、大勢に影響はなかった。パイレーツ先発のジョー・マスグローブは5回9奪三振2失点の力投を見せたものの、打線の援護がなく4敗目(3勝)。ブロールトは一死しか取れず3失点と大誤算だった。

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