気象庁はきょう11日午後、九州南部が梅雨明けしたとみられると発表した。平年に比べて3日早く、昨年に比べて2日早い梅雨明けとなった。九州南部は向こう1週間も、引き続き太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い見込み。
◆梅雨期間降水量 主な地点(5月26日~7月10日)(速報値)
延岡 927.0ミリ(期間平年比183%)
阿久根 856.5ミリ(期間平年比157%)(欠測を含む)
鹿児島 750.5ミリ(期間平年比120%)
都城 943.0ミリ(期間平年比150%)
宮崎 816.5ミリ(期間平年比138%)
枕崎 637.5ミリ(期間平年比115%)
油津 858.0ミリ(期間平年比140%)
屋久島 1542.0ミリ(期間平年比159%)
種子島 791.5ミリ(期間平年比133%)
なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨の時期に関する気象情報は、現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに発表する情報であり、後日、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を行う。その結果、本情報で発表した期日が変更となる場合もある。