ポージー劇的サヨナラ打 ジャイアンツ延長戦勝利

【カブス4-5xジャイアンツ (延長13回)】@AT&Tパーク

カブス3連戦を戦っているジャイアンツは勝ち越しをかけた3戦目、4時間を越える死闘となった。イニングは13回まで進み、チームを勝利に導いたのはバスター・ポージーのバットだった。まるでオールスター出場は辞退した悔しさを晴らすかのような一打だった。

ジャイアンツは初回、チェイス・ダーノウの一発などで一挙4点を先制し、先発のジョニー・クエイトが5回3失点と粘りの投球をみせた。しかし、4番手のトニー・ワトソンがハビアー・バイエズに同点弾を浴びて試合は4対4のまま延長戦に突入した。

カブス先発、マイク・モンゴメリーを5回で降板させたものの、その後は追加点を取れず決定機に欠けていたジャイアンツ。そして迎えた延長13回、2死からブランドン・ベルトの四球をきっかけに2死一・二塁のチャンスをつくると打席にはポージーを迎えた。ここでカブス7番手、ジェームズ・ノーウッドのフォーシームをライトへと運びこれがサヨナラ打となった。ポージーの一打で今カード勝ち越しとなったジャイアンツは地元ファンに最高のプレゼントを届けた。

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