加賀コンポーネント（株）（TSR企業コード:290575079、法人番号:7010501029613、中央区八丁堀３－２７－１０、登記上：千代田区神田松永町２０、設立昭和４３年３月、資本金４億円、代表清算人：守口英氏）は７月７日、東京地裁に特別清算を申請した。
負債総額は約４６億９２００万円。
東証１部上場の加賀電子（株）（TSR企業コード:290589398、法人番号:4010001001752、千代田区）の１００％出資子会社。各種電源製品（電源機器、スイッチング電源、トランス等）の開発、製造、販売を行うほか、平成１８年４月からはプロジェクターの開発、製造、販売事業も手掛け、ピークとなる平成２０年３月期には売上高１３９億１００１万円をあげていた。
しかし、いずれの事業も競争激化や需要低迷が続き、３０年３月期の売上高は約８８億２５００万円に減少し、債務超過額は約４５億８８００万円に拡大していた。
加賀電子がグループの再編を進めるなか、当社の事業を３０年1月に加賀マイクロソリューション（株）（TSR企業コード:295573503、法人番号:8010001087607、千代田区）に譲渡して６月２８日、株主総会の決議により解散し今回の措置となった。
なお、加賀電子は「当社に対する貸付金４６億９２００万円の債権について回収不能となる見込みだが、貸倒引当金を設定済。個別および連結業績に与える影響は軽微」としている。
