オートキャンプ人口、5年連続増加_冬キャン人気

日本オートキャンプ協会はキャンプの状況を分析した「オートキャンプ白書2018」-寒くたってキャンプ-を刊行。オートキャンプ参加人口は、5年連続で増加していると伝えた。

同書は、2017年オートキャンプの状況をキャンパー、キャンプ場、用品、クルマと4分野に分けて調査・分析したもの。

2017年は、近年人気が高まる秋キャンプシーズンに連休が少なく、また台風などの接近したことから、シーズン後半の冬キャンプの需要が高まった。

それを示すように、キャンプ場の利用月のデータでは、11・12月、1・2・3月がいずれも前年を上まわり、冬季のキャンプ用品の販売も好調だった。

その結果、2017年に1回以上キャンプをした人の数「キャンプ参加人口」は840万人と、2016年の830万人を1.2%上回り、5年連続して前年比がプラスに。

こうした背景には、前述の冬季の活性化の他、平日利用者の増、90年代のキャンプブームの時代に家族とキャンプを経験した団塊ジュニアの世代が中心世代として参加していることなどがあげられるという。

© 株式会社エキスプレス