レッドソックス10連勝 プライスが9度目の2ケタ勝利

【ブルージェイズ4-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

両リーグ最高勝率を誇るレッドソックスが連勝をついに2ケタの大台に乗せた。先発のデービッド・プライスは初回にテオスカー・ヘルナンデスに14号先制ソロを浴びたものの、その後は立ち直り、7回途中8奪三振2失点の力投。打線は4回裏に1点を返したあと、ムーキー・ベッツがファウルで7球粘ったあとの13球目をレフト場外へ放り込む23号グランドスラムを放ち、一気に試合をひっくり返した。ベッツは7回裏にもタイムリーを放ち、2安打5打点の大活躍。プライスは2009~2016年に続いて自身9度目となる2ケタ勝利に到達した。

プライスは「良い調子だったよ」と自身のピッチングを振り返った。「今日の試合ではチェンジアップがとても良かった。チェンジアップをしっかり投げられているときは良いピッチングができるんだ。速球のコマンドも良い感じだったね」とプライス。2本塁打を浴びたものの、四球を1つも出さず、安定したピッチングで先発としての役割を十分に果たした。また、プライスは「ムーキー・ベッツはこの惑星で最高の打者の一人だよ」と語り、13球目を逆転満塁本塁打にしたベッツを大絶賛。13球目を満塁本塁打にしたのはメジャー全体でも1992年のゲーリー・スコット(当時カブス)以来26年ぶりの快挙だった。

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