乾選手レアル・ベティス入団。ラ・リーガ史上初!選手の母国で移籍会見を実施!

 スペインのプロサッカーリーグ「リーガエスパニョーラ」に所属する『レアル・ベティス』は、ラ・リーガの協賛のもと、サッカー日本代表の乾貴士選手の入団記者発表会を2018年7月12日(木)に駐日スペイン大使館(東京都港区六本木1-3-29)にて開催いたしました。

 ラ・リーガ史上初、選手の母国での移籍会見となった今回、乾選手は、新チームへの移籍について「今年で30歳になったので、おそらくこれが最後の移籍になるのではないかなと思っています。移籍は迷いましたが、去年のベティスのサッカーがとても魅力的で、自分がやりたいサッカーだったので、そんな中オファーをもらって、挑戦したいと思いました。」と移籍を決心した想いを告白してくれました。また、「(ラ・リーガ初となる選手の母国での入団会見)は、日本、スペインにとってすごくいいアピールの機会だと思う。1度で終わるのではなく、プレーで証明して、こういう機会を増やしていきたい。」と、母国日本から新天地セビージャへの挑戦をスタートさせる喜びを語りました。

 同席したレアル・ベティスビジネス担当ジェネラル・ダイレクターのラモン・アラルコン氏は「タカシは技術面、精神面すべてにおいてレベルが高い。謙虚な選手でチームに貢献しようという勤勉な姿勢を大変評価している。毎日の練習を怠らず、100パーセントの力を注げば、その先に必ず成功があると思う。」と乾選手獲得の経緯を説明すると、乾選手への期待を語りました。

ラ・リーガ東南アジア、日本、韓国、オーストラリア担当プロジェクトマネージャーのイバン・コディナ氏は、「ラ・リーガとJリーグが提携して1年が経ちました。アジアの中でもレベルが高い日本サッカーに対して、スペインのサッカーのノウハウを提供し、さらなる日本サッカーの発展に貢献したい。日本からも多くのものを学びたい。」と、日本との絆を強くアピールしました。

 また、発表会には、日本人初のレアル・ベティスの一員として2018年からレアル・ベティス・フェミニーナでプレーしている山根恵里奈選手が登場。セビージャで新生活を迎える乾選手に向けて、「セビージャでは街の人がとても暖かくて、ファミリーのように迎えてくれます。街並みもきれいで素敵な町なのですが、夏は暑くなるので、水分補給が何よりも大事です(笑)。」と笑顔でアドバイスを送りました。

会の終盤、ラモン・アラルコン氏による乾選手へのユニフォーム贈呈では、日本代表と同じ、14番の背番号が正式に発表されると、「昨シーズンはあまり試合に出られなかったので、ヨーロッパリーグで試合ができることを楽しみにしている。ベティスのファンに厳しい評価をされないように結果で示していきたい」と新チームでの意気込みを語りました。

■実施概要

名 称 :乾貴士選手レアル・ベティス入団記者発表会

日 時 :2018年7月12日(木) 13:30~

会 場 :駐日スペイン大使館(〒106-0032東京都港区六本木1-3-29)

登壇者 :

 乾貴士選手(サッカー日本代表/レアルベティス)

 山根恵里奈選手(レアル・ベティス・フェミニーナ)

 ゴンサロ・デ・ベニート・セカデス様(スペイン大使)

 イバン・コディナ(ラ・リーガ東南アジア、日本、韓国、

  オーストラリア担当プロジェクトマネージャー)

 ラモン・アラルコン(レアル・ベティスビジネス担当ジェネラル・ダイレクター)

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