『Independent』は12日、「解説者のグレアム・スーネス氏は、イングランド代表の監督と中盤を批判した」と報じた。
先日行われたワールドカップ準決勝でクロアチアに2-1で敗れ、三位決定戦に回ることとなったイングランド。
延長戦まで持ち込んだものの相手の流れに巻き込まれ、残り十数分というところで失点を喫してしまった。
かつてリヴァプールやサウサンプトン、ブラックバーンなどを率いたことで知られるスーネス氏は以下のように話し、中盤に大きな問題があると指摘した。
グレアム・スーネス 「敗北の原因として、中盤を強調したい。
試合を支配できなければ、大きなトロフィーを勝ち取ることはできない。
ボールを保つことができる中盤の選手がいないのならば、パスを貰えない場所にポジションを取ってはいけない。
リンガードとデル・アリの話に戻ろう。彼らは他の選手がいいプレーをすることを願い、最後だけ絡みたいと思っている。
ボールを保持すること、ポゼッションすることに関与したくはないんだ。フィニッシュでゴールを決めることだけに関わりたいのだ。
チームの構成は間違っていた。全面的に間違っていた。
彼らがまともなチームと戦った時には、今夜のように苦戦するのは必然的であったと思うね。
説明しよう。大会で最も弱いパナマとの試合でのプレーは最悪だった。そしてチュニジアと戦った。大会で2番目に弱いチームだ。
ベルギーとのグループステージ最終節は参考にならんよ。
コロンビアとのベスト16では、後半は相手のほうが良かった。延長戦で復活はしたが、ポストに当たるシュートを食らって、PKで勝ち上がっただけだ。
今夜は初めてまともなチームと戦ったのだ。ボールを持つことを好み、向かってくる相手と」