気象庁地震火山部は13日22:00、小笠原諸島西之島に発表されていた火口周辺警報(火口周辺危険)を火口周辺警報(入山危険)に引上げる発表を行いました。
きょう13日午後に、第三管区海上保安本部所属の航空機による上空からの観測が行われ、西之島で活発な噴火活動が続いており、溶岩の流出が確認されました。
気象衛星ひまわりの観測によると、12日夜から西之島付近で周囲に比べて温度の高い領域が認められていることから、西之島では今後も噴火の規模が拡大する可能性があります。
気象庁は、火口から概ね1.5kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や溶岩流に警戒するよう呼びかけています。