長崎日大の左右二枚看板、平岩と島袋が好継投で長崎工打線を零封。最速140キロをマークした右の平岩は「真っすぐが走っていた。初回から腕が振れ、大会の入りとしては満足の投球」と振り返った。
ともに昨夏もマウンドに立ったが、準決勝で2人で6失点して敗れた。今季も納得のいく成績は残せず、前哨戦のNHK杯県大会はそろって登板なし。悔しさと、左右のエースだという自覚を胸に刻み、集大成の夏の初戦で、しっかり役割を果たしてみせた。
相手に三塁を踏ませない安定した内容に、金城監督は「暑い中で勝ち上がるには最低二枚は必要。頂点を取るまでの戦いを意識しろと言った。それだけの球は持っているんだから」と、さらなる躍進に期待。平岩は「不安はなく強い気持ちで臨めている。今年こそは絶対負けられない」と8年ぶりの甲子園を見据えた。
左右二枚看板が好投 長崎日大
- Published
- 2018/07/14 15:10 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 16:09 (JST)
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