ドイツをW杯王者に導いた伝説の一撃から4年 独メディア「ゲッツェは新シーズンこそが勝負だ」

ドルトムントのゲッツェ photo/Getty Images

ちょうど4年前のブラジルワールドカップ決勝でアルゼンチン代表相手に優勝を決める劇的なゴールを記録したドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが、今はドルトムントでの新シーズンへ向けて準備を進めている。あのゴール以降の4年間はゲッツェにとって非常に厳しいものとなってしまった。

しかしゲッツェはまだ26歳だ。4年後のワールドカップを狙うことは十分に可能であり、諦めるものは何もない。独『DW』は、今季こそが勝負だと主張している。

ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァッケCEOも、「彼は理解しないといけない。これは彼にとって非常に大きなシーズンだ。恐らくはファブレが多大なるサポートをしてくれるだろう。欲望は消えていない。彼は非常にプロフェッショナルで全てをやっている。しかし、何かが足りない。選手、監督のコラボレーションで解決できるよ」と新シーズンのゲッツェに大きな期待をかけている。

同メディアも過去を忘れるべきとゲッツェにアドバイスしており、あのワールドカップでの優勝決定弾は忘れてリスタートした方がいいのかもしれない。ゲッツェは日本代表MF香川真司とポジションが被るところもあり、新シーズンもライバル候補の1人だ。香川も負けるわけにはいかないが、ゲッツェもこのまま終われないと燃えていることだろう。

© 株式会社FACTORIES