新シーズンのレアル・マドリードはどう得点を奪っていくつもりなのだろうか。今夏にFWクリスティアーノ・ロナウドがユヴェントスに移籍し、得点力は大幅にダウンした。新戦力で穴埋めをする必要があるが、そう簡単に埋まるものでもない。
スペイン『as』は、ロナウドだけの話ではないと取り上げている。昨夏には出場機会を求めていたFWアルバロ・モラタがチェルシーへ、MFハメス・ロドリゲスがバイエルンへ、FWマリアーノがリヨンへ向かっている。モラタは2016-17シーズンに20得点、ハメスは11点、マリアーノは5点奪っていたため、2017-18シーズンに44得点を挙げたロナウドと合わせてレアルは1年で80ゴール分の得点力を放出したことになる。
2017-18シーズンの働きを見る限り、カリム・ベンゼマにも大量得点は期待できそうにない。ガレス・ベイルは得点力のある選手だが、怪我が多いのが難点だ。補強を上手く行わなければ得点力不足に陥る危険性があり、ロナウドの穴の大きさを痛感する新シーズンとなってしまうだろう。