ロシアワールドカップで決勝まで進んできたクロアチア代表は大黒柱であるMFルカ・モドリッチがゴールデンボール賞(大会最優秀選手)にふさわしいとの意見があり、決勝のフランス代表戦前からモドリッチを絶賛する声が目立っている。
しかし、決勝まで駒を進めてきた中で忘れてはならないのが守護神ダニエル・スバシッチだ。ここまでクロアチアはデンマーク、ロシアと決勝トーナメントで2度PK戦を制している。スバシッチはそこで大活躍しており、スバシッチの働きなくして決勝進出は実現しなかっただろう。
『OmniSport』によると、元クロアチア代表のGKヨエイ・ディドゥリツァ氏はスバシッチがゴールデングローブ賞(最優秀GK)にふさわしいと絶賛している。
「彼はいくつかの試合で勝利をもたらしていて、今大会他にそれをしてきたのはデンマークのシュマイケルくらいだ。だがスバシッチは決勝まで進んできたのだから、大会最優秀GKはスバシッチというのが私の意見だ」
2006年大会以降、ゴールデングローブに選ばれているのは優勝したチームのGKだ。クロアチアが優勝すればスバシッチが受賞する可能性は高いと言えよう。同氏はPK戦になってもスバシッチがいるから大丈夫と自信を見せているが、スバシッチはフランス戦でもチームを勝利に導けるのか。