甘いよ、三浦特産の大玉スイカ 出荷ピーク

 神奈川県三浦市内で特産の大玉スイカの出荷がピークを迎えている。市農協は8月上旬までのシーズン中に約15万箱の出荷を見込んでいる。

 市内在住の吉田義典さん(55)や長島和喜さん(60)らが共同で利用する同市初声町高円坊の作業場には、7~8キロを中心に大玉スイカがずらり。身のつまり具合や表面の傷をチェックしながら箱詰め作業に汗を流している。6月に降雨が少なかったため、例年に比べて甘みが強いという。

 市内の道路沿いに点在する直売所には夏の味覚を代表するスイカが並ぶ。15日に家族らと買いに訪れた高校1年の女子(15)=東京都調布市=は「暑い日が続くので、冷やして食べて涼みたい」と話していた。

出荷がピークを迎えている大玉スイカ=三浦市初声町高円坊

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