きょう16日も東~西日本は猛烈な暑さが続き、岐阜県で全国で今年初となる39℃台を観測した。極端な高温を記録したところでは、日没後も気温が下がりにくいため、夜間でも熱中症に対して警戒が必要だ。
きょう16日の東日本、西日本は朝から日差しが強く、午前中から早いペースで気温が上昇した。午後3時までの最高気温は、岐阜県揖斐郡揖斐川町で39.3℃、岐阜市と同県多治見市39.0℃で、全国で今年初めて39℃以上の猛烈な暑さを観測した。
関東でも気温が高く、群馬県伊勢崎市で38.8℃、前橋市38.5℃、館林市38.4℃など、多くの地点で今年一番の暑さとなった。中でも、栃木県日光市五十里で33.9℃と、統計がある1978年以降で1位の高温となり、同市奥日光でも30.4℃を観測し、1944年以降の75年近い観測で、最も高い値を更新している。
猛暑おさまらず
あす17日(火)も、西日本や東日本は厳しい暑さが続く予想だ。最高気温は、甲府や日田で38℃、福島や熊谷、名古屋や京都などで37℃、岡山も36℃の猛暑日となる見込み。18日(水)以降も、東~西日本の太平洋側を中心に、35℃を超える厳しい暑さが続くところがありそうだ。
水分をこまめに補給し、多量に汗をかいた場合は塩分も補給するなど、熱中症に対して充分な対策が必要となる。