ちょっと悲しい……機内のCA泣かせな困ったお客様

実はいます!残念なお客様

フライト前にブリーフィングを終え飛行機に移動する際は、今日はどんなお客様と出会うかなと思いながら機内へと向かいます。

なかにはCA泣かせのお客様もいらっしゃって、トラブルなくフライトが終わるとほっとしていたのを覚えています。

今回はCAとして困ってしまう、または残念なお客様についてお話します。

 

話すときも人の目を合わせない

搭乗口でのご挨拶から始まり、座席につかれた時、お食事のサービスのときなどお客様とCAがお話する機会はたくさんあるのですが、話すときに全くこちらの目を合わせない方がいらっしゃいます。

あまりCAとお話されたいタイプの方ではないんだな、とは思いますが、ずっと目を逸らされているとちょっと残念な気持ちになってしまいます。

 

お礼の言葉がない、反応がない

お食事やお飲み物をお持ちしても言葉もなく、目的地に着いてご搭乗のお礼をしてもなんの言葉もなく降機されていく方。

お客様にサービスするのがCAの仕事なので「ありがとう」を望むのは傲慢と思われてしまうかもしれませんが、やはりCAも人間です。

「ありがとう」の一言があると嬉しく思うのが本音です。

 

 

機内でルールを守らない

シートベルト着用のサインが点灯しているのに席を離れてお化粧室へ行かれたり、頭上の荷物を取り出したりと、安全のためのルールを守らない方もいらっしゃいます。

CAがお話しても聞き入れてくださらないなど、ルールを守っていただけないのも残念な行動です。

 

他のお客様への配慮がない

携帯電話で周りの方に聞こえるような大きな声でしゃべったり、深夜のフライトで周りの方がお休みになっているのにお連れの方と大きな声でおしゃべりを続けるなど、周りの方への配慮に欠ける行動をとるのもとても残念な機内での過ごし方です。

 

乱暴な言葉使い

上着をお預かりするときに、「あなたが買えないような値段で、高いんだから丁寧に扱ってよ」などと言われると、さすがにCAもがっかりしてしまいます。

CAはお客様からお預かりするお手荷物は全て細心の注意を払っているので、安心してお預けくださいね。

 

 

もちろん、機内で出会う方は素敵なお客様の方が圧倒的に多く、こんな人になりたいと憧れる女性のお客様にもたくさん出会いました。

色々な方との出会いがあるCAならではの経験だと思います。

 

© シーエーメディアエージェンシー/ハニーコミュニケーションズ