川崎市子ども夢パーク(川崎市高津区)で16日、施設全体を使って水遊びや泥んこ遊びができるイベント「夢パまつり2018」が開かれた。晴れ渡る夏空の下、およそ2千人の親子連れらが訪れ、全身泥だらけになって遊んだ。
五感を使って子どもたちに思い切り遊んでもらおうと毎年夏に開かれ、今年で15回目。園内には泥の山の斜面を滑る“滑り台”や長さ約9メートルのスライダー、空から霧状に放水する「散水シャワー」など、さまざまな遊具を用意。子どもたちは大人と一緒になって泥を投げ合ったり、水鉄砲で水をかけ合ったりと、普段はできない体験に歓声を上げて夢中になっていた。
毎年来ているという同市中原区の男児(5)は「泥だらけになって楽しかった。気持ちがいいし、泥んこになっても怒られないのでよかった」と笑顔で話していた。
同パークの西野博之所長は「思い切り水と泥を使って群れて遊ぶことを、昔は当たり前のように行っていた。夢パークも15歳の誕生日を迎えるが、こうしたイベントを今後も続けていきたい」と話していた。