全国高校野球長崎大会第10日 長崎東が30年ぶり8強

 第100回全国高校野球選手権記念長崎大会第10日は16日、長崎市の県営ビッグNスタジアムと佐世保市総合グラウンド野球場で3回戦4試合が行われ、ノーシードの長崎東が、前回覇者で第4シードの波佐見に8-2で快勝して、30年ぶりに準々決勝に進んだ。このほか、佐世保工、鎮西学院、海星が勝ち、8強が出そろった。
 佐世保工は延長十回に辻の左越え2ランで勝ち越して、春の県大会Vで第3シードの長崎総合科学大付に6-4で競り勝った。鎮西学院は中盤に突き放して佐世保北を6-1で退け、第5シードの海星は13安打を放って諫早農を9-2の八回コールドで下した。
 17日は休養日。第11日は18日、ビッグNで準々決勝2試合を実施する。

【3回戦、長崎東-波佐見】波佐見打線を8回4安打2得点に抑えた長崎東の松永=県営ビッグNスタジアム

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