ジェネシスのスタジオ・アルバム14作品が180g重量盤LPにて発売決定

ジェネシスが1970年に発売した『侵入』から1997年の『コーリング・オール・ステーションズ』までのスタジオ・アルバム全14タイトルが180グラム重量盤アナログでの発売が決定。発売日は2018年8月3日、この発売にあわせてジェネシスのFacebookページではこの発売についての動画も公開となっている。

■バンドのSNSでは動画も公開
https://www.facebook.com/genesis/videos/10157575674763206/

【発売タイトル】 

2018年8月3日発売
*輸入盤のみの取り扱い
https://store.universal-music.co.jp/GoodsSearchList.jsp?keyword=genesis

[1] トレスパス(侵入)  Trespass  1970  
[2] ナーサリー・クライム(怪奇骨董音楽箱)  Nursery Cryme 1971
[3] フォックストロット  Foxtrot 1972
[4] セリング・イングランド・バイ・ザ・パウンド(月影の騎士) Selling England By The Pound 1973
[5] ザ・ラム・ライズ・ダウン・オン・ブロードウェイ(眩惑のブロードウェイ) The Lamb Lies Down On Broadway 1974
[6] トリック・オブ・ザ・テイル   A Trick Of The Tail  1976  
[7] ウインド&ワザリング(静寂の嵐)  Wind & Wuthering 1977
[8] そして3人が残った   …And Then There Were Three 1978
[9] デューク                 Duke 1980
[10] アバカブ                 Abacab 1981
[11] ジェネシス   Genesis   1983  
[12] インヴィジブル・タッチ   Invisible Touch 1986
[13] ウィ・キャント・ダンス  We Can’t Dance 1991
[14] コーリング・オール・ステーションズ Calling All Stations 1997

【各商品詳細】

トレスパス(侵入)  Trespass  1970  

■レーベルをカリスマへと移籍して発売されたセカンド・アルバム。バンドとして大いなる成長を見せたことにより、ドラマティックかつファンタジックなサウンドと、ピーター・ガブリエルの存在感溢れる歌声が強調され、初期ジェネシス・サウンドの礎を築いたと言える作品。アートワークはVDGGの作品も手がけたポール・ホワイトヘッドが担当。

01, ルッキング・フォー・サムワン Looking For Someone
02. ホワイト・マウンテン White Mountain
03. ヴィジョンズ・オブ・エンジェルズ Visions Of Angels
04. スタグネーション Stagnation
05. ダスク Dusk
06. ザ・ナイフ The Knife


ナーサリー・クライム(怪奇骨董音楽箱)  Nursery Cryme 1971

■メンバー・チェンジに伴いスティーヴ・ハケットとフィル・コリンズが加入し、黄金期の
メンバーが確立された通算3作目。前作に続いてポール・ホワイトヘッドが手がけた
アートワークの世界とコンセプトを一致させ、よりシアトリカルになった歌詞とシャープなサウンドからなる起伏に富んだ内容は、トータル・アルバムとして高い完成度を誇る。

01. ザ・ミュージック・ボックス The Musical Box
02. フォー・アブセント・フレンズ For Absent Friends
03. ザ・リターン・オブ・ザ・ジャイアント・ホグウィード The Return Of The Giant Hogweed
04. セヴン・ストーンズ Seven Stoned
05. ハロルド・ザ・バレル Harold The Barrel
06. ハーレクイン Harlequin
07. ザ・ファウンテン・オブ・サルマシス The Fountain Of Salmacis


フォックストロット  Foxtrot 1972

■7つのパートによって構成された約23分にも及ぶ大曲「サパーズ・レディ」を収録した
通算4作目。1曲目のメロトロンも印象的な、まさに英国らしい寓話的な世界観を荘厳なサウンドで表現した所期の代表作。全英チャート12位を記録。プログレッシヴ・ロック・バンドとしての魅力を開花させ、一気にスターダムを駆け上がるきっかけとなった作品。

01. ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ Watcher Of The Skies
02. タイム・テーブル Time Table
03. ゲッテム・アウト・バイ・フライデイ Get’em Out By Friday
04. キャン-ユーティリティ・アンド・コーストライナーズ Can – Utility And The Coastliners
05. ホライズンズ Horizons
06. サパーズ・レディ Supper’s Ready


セリング・イングランド・バイ・ザ・パウンド(月影の騎士) 
Selling England By The Pound 1973

■ 初のライヴ作を挟んで発表された通算5作目のオリジナル・アルバム。
高度なテクニックと緻密なサウンドで叙情的かつミステリアスな世界を表現。5人の個性がぶつかりあった緊張感溢れる内容は、収録曲のどれもが名曲という名盤にして
全英チャート3位を記録した。初のシングル・ヒット「アイ・ノウ・ホワット・アイ・ライク」を
収録。

01. ダンシング・ウィズ・ザ・ムーンリット・ナイト Dancing With The Moonlit Knight
02. アイ・ノウ・ホワット・アイ・ライク I Know What I Like (In Your Wardrobe)
03. ファース・オブ・フィフス Firth Of Fifth
04. モア・フール・ミー More Fool Me
05. ザ・バトル・オブ・エピング・フォレスト The Battle Of Epping Forest
06. アフター・ジ・オーディール After The Ordeal
07. ザ・シネマ・ショウ The Cinema Show
08. アイル・オブ・プレンティ Aisle Of Plenty


ザ・ラム・ライズ・ダウン・オン・ブロードウェイ(眩惑のブロードウェイ)
The Lamb Lies Down On Broadway 1974

■ ピーター・ガブリエルが在籍したジェネシス最後の作品にして、最高傑作と謳われる
2枚組コンセプト・アルバム。ラエルという名の少年がさまざまな世界にワープしながら
兄を探すというシュールで不思議な冒険物語を、抜群の構成力で支えた内容は
プログレッシヴ・ロックの頂点を極めた作品として高い評価を得ている。
全英チャート10位を記録。

Disc A
01. ザ・ラム・ライズ・ダウン・オン・ブロードウェイ The Lamb Lies Down On Broadway
02. フライ・オン・ア・ウィンドシールド Fly On A WIndshield
03. ブロードウェイ・メロディ・オブ・1974 Broadway Melody Of 1974
04. カッコー・コクーン Cuckoo Cocoon
05. イン・ザ・ケイジ In The Cage
06. ザ・グランド・パレード・オブ・ライフレス・パッケージング The Grand Parade Of Lifeless Packaging
07. バック・イン・N.Y.C. Back In N.Y.C.
08. へアレス・ハート Hairless Heart
09. カウンティング・アウト・タイム Counting Out Time
10. カーペット・クロール Carpet Crawl
11. ザ・チェンバー・オブ・32 ドアーズ The Chamber Of 32 Doors

Disc B
01. リリーホワイト・リリス Lilywhite Lilith
02. ザ・ウェイティング・ルーム The Waiting Room
03. エニウェイ Anyway
04. ヒア・カムズ・ザ・スーパーナチュラル・アナスセイスト Here Comes The Supernatural Anaesthetist
05. ザ・ラミア The Lamia
06. サイレント・ソロウ・イン・エンプティ・ボーツ Silent Sorrow In Empty Boats
07. ザ・コロニー・オブ・スリッパーメン The Colony Of Slippermen
アライヴァル Arrival
ア・ビジット・トゥ・ザ・ドクター A Visit To The Doctor
レイヴン Raven
08. ラヴィーン Ravine
09. ザ・ライト・ダイズ・ダウン・オン・ブロードウェイ The Light Dies Down On Broadway
10. ライディング・ザ・スクリー Riding The Scree
11. イン・ザ・ラビッズ In The Rapids
12. イット It


トリック・オブ・ザ・テイル A Trick Of The Tail 1976

■フロントマンであったピーター・ガブリエルが脱退、4人編成となって制作された初の
アルバム。グループの要が抜けたことでバンドの存続さえ危ぶまれたが、フィル・コリンズを新しいヴォーカリストに据え、プログレッシヴな要素は残しつつもポップ・センスが加わった新しいジェネシス・サウンドを打ち出した作品。全英チャート3位を獲得。

01. ダンス・オン・ア・ヴォルケーノ  Dance On A Volcano
02. エンタングルド Entangled
03. スコンク       Squonk
04. マッド・マン・ムーン Mad Man Moon
05. ロベリー、アソールト&バッテリー Robbery, Assault & Battery
06. リプルス         Ripples
07. ア・トリック・オブ・ザ・テイル   A Trick Of The Tail
08. ロス・エンドス      Los Endos


ウインド&ワザリング(静寂の嵐) Wind & Wuthering 1977

■前作に続き、フィル・コリンズをフロントに据えた4人体制で制作された、プログレッシヴ・ロック期の最後の作品とも称される通算8作目のオリジナル・アルバム。ピーター・ガブリエル在籍時の神秘性こそ薄れたものの、彼ららしいファンタジックな世界観を美しくも格調高いサウンドで聴かせるクオリティの高い作品。全英チャート7位を獲得。

01. イレヴンス・アール・オブ・マー  Eleventh Earl Of Mar
02. ワン・フォー・ザ・ヴァイン One For The Vine
03. ユア・オウン・スペシャル・ウェイ  Your Own Special Way
04. ウォット・ゴリラ? Wot Gorilla?
05. オール・イン・ア・マウシズ・ナイト All In A Mouse’s Night
06. ブラッド・オン・ザ・ルーフトップス Blood On The Rooftops
07. ‘アンクワイエット・スランバーズ・フォー・ザ・スリーパーズ… ‘Unquiet Slumber For The Sleepers…
08. …イン・ザット・クワイエット・アース’ …In That Quiet Earth’
09. アフターグロウ    Afterglow


そして3人が残った …And Then There Were Three 1978

■ギタリストのスティーヴ・ハケットが脱退。アガサ・クリスティの小説のタイトルにも引用
されたマザー・グースの「10人のニグロのこども」の一節から取られたアルバム・タイトル
同様、3人編成となって発表された通算9作目。シングル向けのポップ・テイストが強められ、のちの世界的成功への足がかりとなった作品。全英チャート3位を獲得。

01. ダウン・アンド・アウト     Down And Doubt
02. アンダートウ Undertow
03. バラッド・オブ・ビッグ Ballad Of Big
04. スノーバウンド         Snowbound
05. バーニング・ロープ      Burning Rope
06. ディープ・イン・ザ・マザーロード  Deep In The Motherlode
07. メニー・トゥー・メニー     Many Too Many
08. シーンズ・フロム・ア・ナイツ・ドリーム   Scenes From A Night’s Dream
09. セイ・イッツ・オールライト・ジョー   Say It’s Alright Joe
10. ザ・レディ・ライズ          The Lady Lies
11. フォロー・ユー・フォロー・ミー   Follow You Follow Me


デューク Duke 1980

■洗練されたメロディとポップでキャッチーなサウンドで親しみやすさを増す一方で、ラストから冒頭へと回帰していく組曲形式の構成も見事な通算10作目。プログレッシヴ・ロックの未来を模索するかのように、時代との調和も見せながら、80年代のジェネシス・サウンドを確立させるターニング・ポイントとなった作品。初の全英チャート1位を獲得。

01. ビハインド・ザ・ラインズ Behind The Lines
02. ダッチス Duchess
03. ガイド・ヴォーカル        Guide Vocal
04. マン・オブ・アワ・タイムズ Man Of Our Times
05. ミスアンダースタンディング   Misunderstanding
06. ヒートヘイズ Heathaze
07. ターン・イット・オン・アゲイン Turn It On Again
08. アローン・トゥナイト        Alone Tonight
09. カル・デ・サック Cul-De-Sac
10. プリーズ・ドント・アスク      Please Don’t Ask
11. デュークス・トラベルズ Duke’s Travels
12. デュークス・エンド         Duke’s End


アバカブ Abacab  1981

■フィル・コリンズの初のソロ作『夜の囁き』の共同プロデューサーだったヒュー・パジャムをエンジニアに迎え、リズム・ボックスやゲート・リヴァーブを使用するなど、エレクトロニクスを駆使したダンサブルなリズムを導入して新たなファンを増やすことに成功した通算11作目。色違いで4種類あったジャケットも話題に。全英チャート1位を獲得。

01. アバカブ       Abacab
02. ノー・リプライ・アット・オール  No Reply At All
03. ミー・アンド・サラ・ジェーン   Me And Sarah Jane
04. キープ・イット・ダーク       Keep It Dark
05. ドードー~ラーカー Dodo / Lurker
06. フー・ダニット?         Who Dunnit?
07. マン・オン・ザ・コーナー Man On The Corner
08. ライク・イット・オア・ノット Like It Or Not
09. アナザー・レコード Another Record


ジェネシス Genesis  1983 

■名エンジニアのヒュー・パジャムと3人のメンバーだけで制作され、シンプルにバンド名
をタイトルにした通算12枚目のオリジナル作。プログレッシヴ・ロックとブラック・ミュージックを融合させることで、優れたポップ・アルバムへと昇華させた内容。「ママ」や「ザッツ・オール」などのシングル・ヒットも生んだ。全英チャート1位を獲得。

01. ママ      Mama
02. ザッツ・オール That’s All
03. ホーム・バイ・ザ・シー Home By The Sea
04. セカンド・ホーム・バイ・ザ・シー Second Home By The Sea
05. イリーガル・エイリアン Illegal Alien
06. オール・トゥー・ハード Taking It All Too Hard
07. ジャスト・ア・ジョブ・トゥ・ドゥ Just A Job To Do
08. シルヴァー・レインボウ Silver Rainbow
09. イッツ・ゴナ・ゲット・ベター It’s Gonna Get Better


インヴィジブル・タッチ Invisible Touch  1986

■ソロ活動を経て3年ぶりに発表された通算13作目にして、ジェネシス史上最大のヒット・アルバム。ついに全米1位に輝いた表題曲をはじめシングル・ヒットを連発するなど、
フィル・コリンズのポップ・センスが遺憾なく発揮された1枚。全米チャートでは85週にわたってランクインし、500万枚を越える売上を記録した。全英1位、全米3位を獲得。

01. インヴィジブル・タッチ Invisible Touch
02. トゥナイト、トゥナイト、トゥナイト Tonight, Tonight, Tonight
03. 混迷の地 Land Of Confusion
04. イン・トゥー・ディープ In Too Deep
05. エニシング・シー・ダズ Anything She Does
06. ドミノ/パート1 - 静寂の夜、パート2 - ザ・ラスト・ドミノ
Domino Part One - In The Glow Of The Night / Part Two – The Last Domino
07. スローイング・イット・オール・アウェイ Throwing It All Away
08. ザ・ブラジリアン The Brazilian


ウイ・キャント・ダンス We Can’t Dance  1991

■共同プロデュースにザ・ファーム・スタジオのエンジニアだったニック・デイヴィスを迎えて制作された通算14作目のスタジオ・アルバム。円熟した内容に加え、5枚のシングルも
それぞれチャートインを果たすなど、彼らの勢いが90年代に入っても衰えないことを実証した作品。本作を最後にフィル・コリンズが脱退する。全英チャート1位を獲得。

01. ノー・サン・オブ・マイン No Son Of Mine
02. ジーザス・ヒー・ノウズ・ミー Jesus He Knows Me
03. ドライヴィング・ザ・ラスト・スパイク Driving The Last Spike
04. アイ・キャント・ダンス I Can’t Dance
05. ネヴァー・ア・タイム Never A Time
06. ドリーミング・ホワイル・ユー・スリープ Dreaming While You Sleep
07. テル・ミー・ホワイ Tell Me Why
08. リヴィング・フォーエヴァー Living Forever
09. ホールド・オン・マイ・ハート Hold On My Heart
10. ウェイ・オブ・ザ・ワールド Way Of The World
11. シンス・アイ・ロスト・ユー Since I Lost You
12. フェイディング・ライツ Fading Lights


コーリング・オール・ステーションズ Calling All Stations  1997

■フィル・コリンズの脱退を受け、後任のヴォーカリストに元スティルトスキンのレイ・ウィルソンを迎えて発表された通算15作目のオリジナル・アルバム。トニー・バンクスを中心とした叙情的なサウンドにウィルソンのストレートなヴォーカルがのる、クオリティの高い聴かせる作品。現時点での彼らの最新オリジナル作。全英チャート2位を獲得。

01. コーリング・オール・ステーションズ Calling All Stations
02. コンゴ Congo
03. シップレックト Shipwrecked
04. エイリアン・アフタヌーン Alien Afternoon
05. ノット・アバウト・アス Not About Us
06. イフ・ザッツ・ホワット・ユー・ニード If That’s What You Need
07. ザ・ディヴァイディング・ライン The Dividing Line
08. アンサートゥン・ウェザー Uncertain Weather
09. スモール・トーク Small Talk
10. ゼア・マスト・ビー・サム・アザー・ウェイ There Must Be Some Other Way
11. ワン・マンズ・フール One Man’s Fool

© ユニバーサル ミュージック合同会社