アフリカよ、まず敗北を分析せよ!しかしだ…ドログバの指摘が腑に落ちる

『Football Ghana』は16日、「元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバは、アフリカの国は敗因を分析するべきだと話した」と報じた。

今回のロシア大会では出場した5チーム全てがグループステージ敗退に終わり、大きな批判を浴びたアフリカ。

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『RT』でコメンテーターを務めていたドログバは以下のように話し、アフリカは神の意志を言い訳にすべきではないと語った。

しかし改革をする際に今の強みまで捨ててしまうことはダメだとも警告。欧州のやり方だけを参考にすることにも警笛を鳴らした。

ディディエ・ドログバ 「西アフリカでは、もし期待していないような結果になったときも、人々は『OK、次はもっとうまくやれる。敗北は神様の意志だ』となってしまう。

私もそのようなポジティブなメンタリティを持っている。しかし、同時に私は敗北を憎んでいる。

チャンスが来た時、私は6歳でコートジボワールを離れて、ヨーロッパへと渡った。

そして、いつも上を目指そうとする人々に囲まれた。私は両方の側面を持っているのだ。

私は思う。メンタリティとして、我々はワールドカップを勝ち取れると信じる必要がある。参加するだけではなくね。

その現象が何故起こっているのか、それをいつどのように変えることができるか。それを考える必要があるんだよ。

しかし、『赤ん坊をおふろの水といっしょに捨てる』(大切なものを無用なものと一緒に捨ててしまうという意味)ことはダメだよ。

我々はアフリカのサッカーにある創造性、狂気、パワー、フィジカルを維持しなければならないよ。

しかし、そこを維持した上で、一貫性や組織力を加えなければいけない。

それは、必ずしも欧州のチームだけを参考にするのではなく、経験豊かなチームからね」

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