阪神4連敗で4位転落、ガルシア快投の中日は最下位脱出…18日セの動向は?

阪神・金本監督【写真:荒川祐史】

ヤクルトは一気に2つ順位を落として最下位に

 後半戦がスタートした2018年のプロ野球。今季は稀に見る混戦が続き、折り返しを過ぎても連日順位が目まぐるしく入れ替わる激戦が展開されている。セ・リーグは広島が頭1つ抜け出しているものの、後半戦最初のカードが終わった18日も、3位以下で順位が入れ替わった。

 首位の広島に連敗していた中日だったが、先発のガルシアが7回までノーヒットに封じる圧巻のピッチング。8回の先頭打者に安打を許して大記録は逃したが、8回1安打無失点の好投で10勝目をマークした。打線も7回に援護を送って連敗をストップした。

 DeNAはヤクルトに快勝。主砲の筒香が本塁打争いトップに並ぶ2打席連発の20号ソロ、21号ソロを放つなど打線が8安打で7得点。先発のウィーランドが8回5安打9三振1失点と好投し、後半戦初勝利を挙げた。

 巨人は先発のメルセデスが7回無失点の好投で初登板から2連勝。陽岱鋼が全得点を叩き出す5打点の活躍で勝利し、オールスターを挟んで7連勝とした。阪神は反撃が遅く後半戦3連敗スタート。オールスターを挟み4連敗となった。

 この結果、DeNAが4位から3位に浮上し、4連敗の阪神は4位に転落。中日が最下位を1日で脱出し、17日終了時点では4位タイだったヤクルトが、一気に2つ順位を落として最下位に転落した。

【17日終了時点】
1広島 45勝32敗1分
2巨人 42勝41敗1分 6.0
3阪神 35勝40敗1分 3.0
4DeNA 36勝42敗2分 0.5
4ヤクルト 36勝42敗1分 0
6中日 37勝45敗1分 1.0

【18日終了時点】
→1広島 45勝33敗1分
→2巨人 43勝41敗1分 5.0
↑3DeNA 37勝42敗2分 3.5
↓4阪神 35勝41敗1分 0.5
↑5中日 38勝45敗1分 0.5
↓6ヤクルト 36勝43敗1分 0(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2