釣り人マナー守って 鵜戸神宮周辺、ごみ散乱

日南海岸への通り道のごみを集める鵜戸神宮の職員

 日南市・鵜戸神宮(本部雅裕宮司)周辺の日南海岸や海岸へ通じる道に、釣り人が捨てたとみられるごみが散乱している。同神宮の職員は景観を保つため約7年間、清掃を続けているが、ごみの放置は後を絶たない。同神宮と周辺の海や山など約160万平方メートルは昨年10月、国の「名勝」に戦後初めて指定されており、職員らは美しい自然環境を損なわないようマナー向上を呼び掛けている。

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