アルゼンチン代表FWリオネル・メッシにとって最後のワールドカップになるかもしれないと言われたロシア大会は、なかなか調子が上がらないままベスト16でフランス代表に敗れて終わった。メッシは4年後に35歳となっているため、2022年大会を目指すのはモチベーション的にも難しいかしれない。
しかし、メッシと代表でチームメイトだったカルロス・テベスはまだ代表を引退しないでほしいと願っている。米『ESPN』によると、テベスはメッシの代表続行を希望すると同時に2006ドイツワールドカップでアルゼンチン代表を指揮したホセ・ペケルマン再任を願っているようだ。
「選手としても、アルゼンチン人としてもメッシが必要なんだ。彼はアルゼンチンの核であり、キャリアを続ける限りはそうでないといけない。彼はアルゼンチン最大のアイドルで、責任を背負わないとね。個人的にはワールドカップ制覇に最も近づいたのはペケルマンの時だと思う。準々決勝でドイツを撃破できていれば、僕たちは王者になったと思う。PK戦で負けたからね」
ペケルマンはコロンビア代表を指揮して2014年大会ベスト8、今大会ベスト16と一定の成績を残している。一部ではアルゼンチン代表をもう1度ペケルマンに指導してほしいとの意見も出ており、メッシをワールドカップデビューさせた名将が戻ってくれば状況は変わるかもしれない。