気象庁はきょう20日午前、東北北部が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より8日早い梅雨明け。
これで、梅雨がない北海道を除く各地域で梅雨明けしたことになり、今年の雨のシーズンに終止符をうつ形となった。
今後もしばらくは東北北部を含め全国的に晴れる日が多く、厳しい暑さが続くことが予想される。東日本や西日本だけでなく、東北南部でも35℃以上の猛暑日になる所があり、福島や山形では連日36℃前後まで上がる見込みだ。秋田など東北北部でも30℃を超える日があるため、熱中症には警戒が必要となる。
なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨の時期に関する気象情報は、現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに発表する情報であり、後日、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を行う。その結果、本情報で発表した期日が変更となる場合がある。