箱根、真鶴、湯河原3町は日本文教出版 中学道徳教科書

 箱根、真鶴、湯河原3町の教育委員会でつくる足柄下採択地区協議会が20日、箱根町で開かれ、2019年度から中学校で教科化される道徳の教科書に、日本文教出版の「あすを生きる」を選定した。その後、各町で開かれた教委の定例会で共同採択された。

 協議会では、15人の委員が、8社のうち1社に無記名で投票。いずれも過半数に届かなかったため、上位2社の日本文教出版と教育出版を対象に、2回目の投票を実施。「いじめ問題をどう深く授業で協議するかという観点では、内容的により適している」などと委員から評価された日本文教出版が過半数を得た。

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