ヒデキさん追悼のダンス J1川崎、22日に市制記念試合

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の興奮冷めやらぬ中、J1・川崎フロンターレは22日、等々力陸上競技場(川崎市中原区、午後7時開始予定)で今季昇格したV・ファーレン長崎を迎える。W杯での中断明け最初のホームゲームは、夏の恒例となった川崎市制記念試合として開催される。

 ことし5月に亡くなった西城秀樹さんが毎年、ハーフタイムショーで代表曲の「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」を披露していた市制記念試合。今回は約5倍の競争率の中から選ばれたサポーターら100人がダンサーとして参加する。クラブスタッフは「これまでの感謝の気持ちを込めて」と、オーロラビジョンに往年の西城さんの映像を流すという。

 試合前には「マスコット大集合祭」として川崎の「ふろん太」をはじめ、Jリーグのマスコット総選挙で頂点に輝いたこともある長崎の「ヴィヴィくん」も登場。さらに、ジャパネットたかたの創業者で、現在長崎の社長を務める高田明氏との写真撮影会なども予定している。長崎名物のちゃんぽんや角煮まんじゅうなども販売される。

 午後3時半~6時半。イベントは入場無料で、午後3時から、一部のイベントで参加券の配布がスタートする。問い合わせは、川崎フロンターレ電話(0570)000565。

毎年ハーフタイムショーを盛り上げてきた西城秀樹さん

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